アストンマーティンVantage GTE
富士6時間耐久レースの予選で、再びポールポジションを獲得

 
  • ニッキー・ティーム/マルコ・ソーレンセン組の95号車は惜しくもポールポジションを逃す
  • アストンマーティン・レーシングは、WEC2戦の予選でクラス屈指の速さを証明
  • TF SportVantage GTEが、WEC2戦目にしてGTE Amクラスのポールポジションを獲得
 
2019年10月5日、富士スピードウェイ(日本):
FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦の富士6時間耐久レースの予選が開催され、アストンマーティン・レーシングのニッキー・ティームが、Vantage GTEでクラス最速タイムを記録しました。GTE Amクラスでは、ライバルがペナルティを受けたことにより、TF SportのVantage GTEがポールポジションから明日のレースをスタートします。
 
ニッキー・ティーム/マルコ・ソーレンセン組の95号車は、GTE Proクラスのポールポジションにはわずかに及びませんでした。昨年の富士でニューマシン初のポールポジションを獲得したこのデンマーク人のコンビは、2019/2020シーズンでも予選ラップの最終セクターまでライバルを抑えていましたが、最後に前を走行するマシンに阻まれてタイムを落としてしまいます。それでも、ソーレンセンとティームの平均タイムにより、95号車のVantage GTEは予選3番手を獲得しました。チームメイトのマキシム・マルタン(ベルギー)/アレックス・リン(英)組は、97号車の姉妹マシンで予選5番手につけました。
 
「今日の予選では、ポールポジションのマシンと遜色ないタイムを出すことができました。最後に不運な展開があってポールを逃してしまいましたが、プラクティス全体のペースは非常に良いので、明日のレースは期待できると思います。」と、ソーレンセンはコメントしています。
 
また、ティームは、次のように付け加えています。「久しぶりにファステストラップを記録することができたので、素晴らしい気分です。マシンの状態も非常に良く、明日のレースが楽しみです。世界耐久選手権は私のお気に入りのシリーズで、GT選手権の頂点に君臨するレースだと思っています。私たちには、レースを戦うことができる、素晴らしいマシンを持っています。明日は、昨年の借りを返したいと思っています。」
 
アストンマーティン・レーシングのマネージング・ディレクターを務めるジョン・ガウは、次のように述べています。「GTE Proクラスでポールポジションを獲得できなかったのは残念ですが、マシンのポテンシャルは高く、十分に優勝を狙えるペースで走行していますので、明日のレースが楽しみです。明日は、天候が変わって困難な状況になるかもしれませんが、いつも通り、正しい戦略を選択して戦いたいと思っています。ニッキーは素晴らしい仕事をしました。マルコは、不運なことに渋滞にはまってしまいました。また、TF SportがAmクラスでポールポジションを獲得したことを祝福したいと思います。彼らは勢いに乗っており、ポールポジションにふさわしい走りを見せてくれました。」
 
アストンマーティンVantage GTEは、GTE Amクラスで激しい競いを繰り広げています。サリフ・ヨロック(トルコ)、チャーリー・イーストウッド(英)、アストンマーティン・レーシング・ファクトリー・ドライバーのジョニー・アダム(英)がトリオを組むTF Sportは、予選で2番手のタイムを出しましたが、ライバルのレギュレーション違反により、ポールポジションに昇格しました。TF Sportは、この6週間の間に、アストンマーティン・レーシングのVantageで、ブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップのPro-Am選手権での成功に続き、ブリティッシュGTシリーズでも複数のタイトルに輝いています。
 
2017年にAmクラスでチャンピオンに輝いたポール・ダラ・ラナ(カナダ)、ル・マン24時間レースで3度の優勝に輝いているダレン・ターナー(英)、そしてジュニア・ワークスドライバーのロス・ガン(英)がステアリングを握るワークスチームの98号車も3番手に昇格しました。ポールポジションを狙って予選セッションに出走したガンは、最速タイムを記録。ダラ・ラナも素晴らしいタイムを出して、3人のドライバーの平均速度で予選3番手を獲得しました。
 
富士6時間耐久レースは、10月6日(日)の11:00にスタートします。
 
本プレスリリースに関する画像は下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-66AezKBRkB
 
 
 
 
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