2017 ジュネーブモーターショー出展概要 

  • 新しいVanquish S をモーターショーで世界初公開
  • ハイパーカーのAM-RB 001 をヨーロッパのショーで初公開
  • DB11 でもパーソナライゼーションサービスの「Q by Aston Martin」を展開
  • 「Q by Aston Martin」プログラムの選択肢をさらに拡充

2017 年2 月22 日、ゲイドン(英国):
アストンマーティンは、第87 回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、3 台の注目すべき
クルマを初公開します。

すでに多くの専門家から賞賛されているVanquish S(アストンマーティン・ラインナップ中、
最もパワフルかつ運動性能に優れたスーパーGT)を、モーターショーに初出品するのに加
えて、AM-RB 001 も、ヨーロッパのモーターショーに初公開します。アストンマーティンとレ
ッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが共同で開発を進めているこのAM-RB001 は、革新
的なテクノロジーと洗練されたデザインをきわめてスリリングな形に融合した、真に現代的
なハイパーカーといえるでしょう。

さらにもう1 台、アストンマーティンは今回ジュネーブで、「Q by Aston Martin – Collection」
により特別な仕様を施したDB11 を公開して、ブランドが推進しているビスポークサービス
「Q by Aston Martin」の新しい展開例をデモンストレーションします。パーソナライゼーショ
ンサービスの枠組みをさらに広げることで、アストンマーティンは、テイラーメイドのスポーツ
カーの新しい時代を切り拓きたいと考えています。より幅広い選択肢が用意された「Q by Aston Martin」により、お客様は、デザイナーとの緊密なやり取りを通じて、自分自身のユ
ニークな1 台を創り上げるための、ほぼ無限ともいえる可能性を与えられることになります。

「Q by Aston Martin」プログラムは、2012 年に初導入されて以来、大きな発展を遂げてき
ました。「我々はサービスのための強固な基盤を確立し、素晴らしい成果を積み重ねてきま
した」と、アストンマーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるマレク・ライヒマン
は述べています。「今日我々は、お客様と協力しあって、かつてないレベルのパーソナライ
ゼーションを実現しようとしています。」


Q by Aston Martin - Collection
「Q by Aston Martin - Collection」は、お客様が購入されるアストンマーティンに、様々な個
性的なデザインタッチを付け加えるサービスプログラムです。注文するクルマの詳細を決定
するときに、特別なトリムや追加の仕様を選択することができ、英国ゲイドンのアストンマー
ティン本社工場で、その取り付けや仕上げ作業が行われます。通常のオプションリストに記
されている装備や仕様のほかに、Collection では、特別なペイントや内装カラー、仕上げ素
材や工作を用意しています。それには、ユニークなレザーキルトの張地から、ダイヤモンド
旋削仕上げのスポークにボディ同色のブレードをあしらったカラード・ホイール仕上げ、イン
テリアの新しいウッド/レザー素材などが含まれます。

DB11 Q by Aston Martin
2017 ジュネーブモーターショーにおいて、アストンマーティンは、特別仕様のDB11 を展示
して、新しい「Q by Aston Martin」の概要とそのカスタマイズ範囲をデモンストレーションし
ます。今回出展するDB11 Q by Aston Martin は、特別色Zaffre ブルーのボディペイントを
採用し、フロントスポイラー、サイドシル、リヤデュフューザー、サイド・ストレーキ、ボンネッ
ト・ストレーキ、ドアミラーに、光沢サテン・ツイル仕上げのフォージド・カーボンファイバーを
採用しています。またインテリアは、コクピットの上下をオブシディアン・ブラック・セミアニライン・レザーで覆い、ヘッドレストに「Q by Aston Martin」ロゴをエンボス加工しています。カ
ーボンファイバー仕上げのホイールセンターとエンジンカバーも、雰囲気を盛り上げるのに
一役買っています。またCollection を通じて、カラーコーディネートした4 ピースのラゲージ
セットを用意しています。

Q by Aston Martin - Commission
さらなる個性を目指す方のためにアストンマーティンが用意したパーソナライゼーション・プ
ログラムが、「Q by Aston Martin – Commission」です。これを利用することで、真に個性
的なビスポーク・スポーツカーの世界への扉が開かれることになります。このプログラムは、
お客様との詳細な打合せからスタートして、次第にクルマが形になっていきます。その過程
でお客様は、アストンマーティンのデザインチームと、パーソナルな関係を持つことになりま
す。「それはまさに、コミッション達成へのプロセスといえるでしょう」と、アストンマーティン
「Q by Aston Martin」サービス統括ゼネラルマネージャーのDr. マシュー・ベネットはコメン
トしています。「このプログラムを通じて、お客様はゲイドン本社で働く我々と、密接な協力
関係を築くことになります。カスタマイズの内容は想像力次第です。すべての新しいコミッシ
ョンは、白紙の状態から始まります。」世界中のアストンマーティン正規ディーラーもまた、
彼らの担当地域もしくはお客様のためだけの、特別な限定モデルを生み出すために、知恵
を絞っています。

「Q by Aston Martin – Commission」が提供するのは、それだけではありません。究極の
コミッションは当然ながら、すべての面で世界に1 台しかないクルマです。アストンマーティ
ンには、お客様のために特別なクルマを作り続けてきた長い伝統があります。自らの想い
をかつて見たこともないような1 台に結晶させたいと願う、熱意に満ちた自動車ファンの
人々と、長年に渡って手を取り合いながら仕事を進めてきました。「Q by Aston Martin」もま
さに、そうした夢を実現させるためのプログラムなのです。Dr. ベネットは、次のように語っ
ています。「これは1 台のクルマを生み出していく重要なプロセスです。アストンマーティン
のスタッフと重ねていく対話が、そのままクルマに反映されていきます。お客様にとっても、
これは得難い体験となるはずです。」

マレク・ライヒマンは、Commission について次のように述べています。「お客様のクリエイ
ティブなニーズを実現すること。我々専門家は、有名なサビルローにあるオーダーメイドの
名門紳士服店やヨット・ビルダーのように、お客様の相談に真摯に対応いたします。」
「Q by Aston Martin」のオーダーは、アストンマーティン本社か最寄りの正規ディーラー、も
しくは「Q by Aston Martin」のオプションアイテムが展示されるドーバー通り8 番地のアスト
ンマーティン・ブランドセンターで行うことができます。ライヒマンは、次のようにもコメントして
います。「素材の選択肢は、今日非常に幅広くなっています。なかには、使い込まれてでき
る表面の艶をあしらった素材もあります。そうした、時代や歴史を感じさせる表現を、求める
お客様がいらっしゃるからです。私もそれは、美しいと感じます。」

Q by Aston Martin で具現化された「コミッション」の例として、2013 年のアストンマーティン
100 周年に公開されたCC-100 Speedster Concept や、600PS を発揮するレーシーな
Vantage GT12 Coupe のワンオフ・オープントップ仕様、Vantage GT12 Roadster などが
あります。そうした思い切った提案を現実の美しいクルマに昇華できるのも、「Q by Aston
Martin – Commission」の経験、専門知識、スキルがあってこそといえるでしょう。

「Vantage GT12 Roadster のプロジェクトは、まさにエキサイティングなものでした」と、アス
トンマーティンの社長兼最高経営責任者(CEO)のDr. アンディ・パーマーは述べています。
「これは、Q by Aston Martin のポテンシャルを余すことなく示したクルマです。エンジニアリ
ングからデザインまで、驚くべき能力を持ったチームを、我々は擁しているのです。今後こ
のCommission を活用することで、お客様は、より歴史に残るような素晴らしいアストンマ
ーティンを創造する機会を得ることになります。」

アストンマーティンは、乗る人々の様々な想いを反映したクルマであるべきです。「Q by
Aston Martin」によってカスタマイゼーションとイノベーションが一体となることで、真にテイ
ラーメイドなクルマを生み出せる機会が得られるでしょう。

こちらのプレスリリースに関する画像は下記よりダウンロード可能です。


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